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睡眠時無呼吸症候群の新たな治療法としての日中クレンチング抑制の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K20500
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関岡山大学

研究代表者

川上 滋央  岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60708072)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード表面筋電図 / 睡眠時無呼吸症候群 / 睡眠時ブラキシズム / 覚醒時ブラキシズム / 筋電図 / ブラキシズム / クレンチング / 認知行動療法 / 歯学
研究成果の概要

睡眠時無呼吸低呼吸発作が睡眠時の歯ぎしりと関係しているのではと長年考えられてきた。睡眠時の歯ぎしりは無意識下で行われるため抑制が難しい。われわれは日中の歯ぎしりを減少させることで睡眠時の歯ぎしりを抑制することができたという報告に着目し,日中の歯ぎしり抑制により睡眠時の歯ぎしりおよび睡眠時無呼吸低呼吸発作を減少させることを試みた。
1週間の日中の歯ぎしり抑制指導により日中の歯ぎしりおよび睡眠時無呼吸低呼吸発作の発生回数は有意に減少した。一方で,睡眠時の歯ぎしりには有意な変化は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

睡眠時無呼吸症候群は日中に強い眠気を伴うことが多いため交通事故を招きやすくなるなど,度々社会問題となっており,有効な治療法が求められている。しかし,無意識下で発生するため対症療法に限られており,主に用いられている持続気道陽圧は不快感のために使用ができない場合もある。本研究結果により,意識的に日中の歯ぎしりを抑制することで睡眠時無呼吸低呼吸の発生を抑制することができる治療法が確立する可能性が示されたことは学術的および社会的に重要な意義があると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Effect of controlling daytime clenching on bruxism and sleep apnea2018

    • 著者名/発表者名
      Shigehisa Kawakami, Seiya Kato, Masaaki Sato, Hiroaki Nagatsuka, Naoki Kodama, Shogo Minagi
    • 学会等名
      96th General session & Exhibition of the IADR
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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