研究課題/領域番号 |
16K20502
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 明海大学 (2018) 広島大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
三分一 恵里 (深田恵里 / 深田 恵里) 明海大学, 保健医療学部, 講師 (10758238)
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研究協力者 |
天野 秀昭
杉山 勝
西村 瑠美
吉田 光由
外谷 昭洋
難波 佳那
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 口腔内圧力測定 / 最大吸引力 / 口腔機能 / 摂食嚥下 / 口腔内圧測定装置 / 摂食嚥下機能評価 / 口腔内圧力変化 / 嚥下時口腔内圧力 / 嚥下時口腔内圧 / 吸引力 |
研究成果の概要 |
工業用気圧センサを応用して作製した口腔内圧測定装置(装置①)を用いて、最大吸引力、嚥下時口腔内圧の測定を行い、測定の方法や口腔機能との関連について検討した。また、あらゆる環境において簡便に測定を行うために、装置①に替わる小型で安価な測定装置の試作も並行して行った。 口腔内圧測定装置(装置①)は、吸引・嚥下時の圧力変化の測定において概ね良好な再現性を示した。プローブの交換も容易であることから、多人数の測定にも有用であると考えらえる。また、気圧センサ、アンプを小型デバイスに置き換え、PCをマイコン、ディスプレイ、SDカードに置き換えることで小型化、低価格化した装置を試作することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに、吸引・嚥下時に口腔内に圧力変化が生じることは明らかとなっているが、その圧力変化を詳細に検討し、臨床的な評価方法として応用している研究は少ない。本研究で試作した口腔内圧測定装置は、プローブとしてポリウレタンチューブを用いることで小児から高齢者まで誰でも簡易に、安全に測定を行うことが可能である。また、センサーの取り換えや滅菌、消毒を行う必要がなく、衛生的であるという利点もある。 本試作装置を用いることで多人数のデータを収集することが可能となり、吸引・嚥下時の口腔内圧力変化について、新たな知見が得られると考えられる。
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