研究課題/領域番号 |
16K20535
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
勝見 祐二 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70600047)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 肉眼解剖 / 口腔外科 / 口腔解剖 / 口底部 / 静脈解剖 / 口底部出血 / 静脈叢 / オトガイ下静脈 / 舌下静脈 / 静脈 / インプラント / 解剖学 / 歯学 / 口腔解剖学 / 歯科インプラント学 / 口腔外科学 |
研究成果の概要 |
本研究は手術時に遭遇する静脈損傷リスクの評価を目的に、口底部静脈の走向様式を解剖学的に検索した。新潟大学歯学部・大学院人体解剖学実習用のご遺体を用いて、口底部静脈叢を構成する静脈根の特定と様式化を試みた。口底部の静脈根は、オトガイ下静脈、舌下神経伴行静脈、舌下静脈、舌深静脈に加え、舌神経および顎下腺管に伴行する今回新たに命名した舌神経伴行静脈と顎下腺管伴行静脈の計6本から構成されることが明らかになった。個体により欠如や複数化する静脈根の有無のバリエーションがあったが、すべての静脈根をもつ静脈叢が基本型であった。静脈と動脈の相関性は低く、静脈から口底部動脈走行を特定することは困難であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口底部を構成する静脈根は、オトガイ下静脈、舌下神経伴行静脈、舌下静脈、舌深静脈に加え、舌神経および顎下腺管に伴行する今回新たに命名した舌神経伴行静脈と顎下腺管伴行静脈の計6本から構成されることが明らかになった。個体により欠如や複数化する静脈根の有無のバリエーションがあったが、すべての静脈根をもつ静脈叢が基本型であり、過去に我々が報告した動脈のような走行パターンは存在しなかった。静脈と動脈の相関性は低く、静脈から口底部動脈走行を特定することは困難であった。
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