研究課題/領域番号 |
16K20540
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
岡田 信輔 広島大学, 病院(歯), 病院助教 (20736558)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 超音波 / cSOS / 骨質 / インプラント / sos / 術前診査 / 術前診断 / SOS |
研究成果の概要 |
初期固定の最も重要な因子である皮質骨骨質術前評価方法として,医科領域で広く応用されている皮質骨超音波伝播速度(Cortical speed of sound: cSOS)に着目し,その応用を検証しその有用性を検討した結果、cSOSは,骨密度,多孔性およびISQ値と有意に相関した.また,皮質骨厚径が3.0 - 3.5 mmの範囲において,cSOSと埋入トルク値が有意に相関することが明らかとなった.以上より,cSOSは皮質骨骨質術前評価へ応用できることが示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科インプラント治療における骨組織の構造や機能は, X線CTを用いてBApの存在量を基準とした骨密度のみで評価しているのが現状であり,骨質は臨床的に評価されてない。 一方で超音波は物質の内部構造や力学的性質の評価として物性研究で用いられており, 医科で応用されている定量的超音波測定法(QUS)のパラメーターである超音波速度(SOS)が骨密度とBAp配向性の両方に規定されている可能性が明らかとなった。本研究の結果により臨床において骨質の指標であるBAp配向性を無被曝で診断することが可能となり新たなインプラント術前検査を確立することができる。
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