研究課題/領域番号 |
16K20543
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
松本 光史 昭和大学, 歯学部, 兼任講師 (50736486)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 骨 / BMP / LPS / IL-1 / TGF / 破骨細胞 / 異所性骨形成 / 再生 / 幹細胞 / 骨代謝 / 骨芽細胞 / 再生歯学 / 骨形成 |
研究成果の概要 |
BMP (bone morphogenetic protein)は、筋組織に埋入すると異所性の骨形成を誘導する。我々はTGFが BMP-2の異所性骨形成能を強力に促進する一方,菌体や,菌体成分であるLPSがそれを抑制することを見いだした。解析の結果、TGFの添加により骨芽細胞数と軟骨細胞数が増加し、破骨細胞数が半減していた。一方、菌体やLPSによって骨体積は、50%以下に減少したがIL-1欠損マウスでは回避された。さらに、異所性骨形成初期の組織から回収した培養細胞にIL-1を添加すると、細胞の増殖が抑制されたため、LPSの骨形成抑制作用はIL-1を介していることが判明した。
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