研究課題/領域番号 |
16K20547
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
梶山 創太郎 鶴見大学, 歯学部, 助教 (00760414)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 臍帯組織由来幹細胞 / 骨髄細胞培養上清 / 骨髄培養上清 / ヒト臍帯組織由来幹細胞 / ヒト骨髄細胞培養上清 / 再生歯学 |
研究成果の概要 |
BM-CMを増殖期、コンフルエント期、石灰化期の3つの期間にわけてHUCPVCsに添加した。タイムポイントは1・2・3週としてALP染色、Alizarin Red染色、遺伝子発現(Runx2、Osteocalcin、Ⅰ型コラーゲン)、Ca量の測定を評価方法とした。 BM-CMの3つの期間の検討では、コンフルエント期は他の時期よりもALP染色、Alizarin Red染色での陽性染色反応が明らかであり、また遺伝子発現にて Runx2 やOsteocalcinもより強く発現していた。 コンフルエント期のBM-CMを用いることにより、HUCPVCsをより効果的に石灰化誘導されることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒト臍帯動・ 静脈周囲に存在する間葉系幹細胞Human Umbilical Cord PeriVascular cellsは医療廃棄物となった臍帯より採取するためドナーに新たな侵襲を加えることなく十分な細胞を確保できるメリットがある。また、免疫寛容性を有することから今後他家移植への臨床応用細胞ソースとして期待されている。本研究では臨床応用を見据えて無血清培地を用いて、ヒト臍帯組織間葉系幹細胞をより効果的に骨系へと分化させるために、最適なBM-CM採取期間について検討した。新たな幹細胞ソースの生体移植細胞としての有用性について探り、新規の骨再生療法を開発することを目的とした。
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