研究課題/領域番号 |
16K20557
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
片岡 良浩 東北大学, 大学病院, 助教 (50714698)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 進行性下顎頭吸収 / 顎変形症 / ウサギ / MMP / コラーゲンタイプⅡ / MMP3 / MMP13 / 下顎前方移動 / ADAMTS4 / 高分子量ヒアルロン酸 |
研究成果の概要 |
今回ウサギの下顎骨を一期的に前方移動し下顎頭吸収の様態に関する解析を行った.実験動物はオスのウサギを使用し,下顎骨正中部に骨切りを行い片側を前方移動させ術後1週、2週、3週後に試料採取し,下顎頭前方部の形状をマイクロCT および病理組織学的に解析した.μCTにおいて術後2週, 3週において下顎頭前面の骨吸収を確認した. 病理組織学的検索においてTRAP染色では破骨細胞の発現は アドバンス後2週目が最も高く, 3週目はほとんど認められなかった.関節軟骨の細胞外マトリックス破壊に関わるMMP3およびMMP13について免疫染色を行ったところ両者ともに術後1週で出現し術後2週目がピークであった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国において難治性疾患の1つに挙げられる進行性下顎頭吸収(Progressive Condylar Resorption: PCR)は骨格性下顎後退症に対して行う下顎骨延長術や 下顎枝矢状分割術における下顎骨の前方移動などの顎矯正手術後に下顎頭が進行性に吸収する病態で, そのメカニズムについては明らかになっていないのが現状である.今回の研究成果はウサギの下顎骨を一期的に前方移動させた際の下顎頭に与える影響について解析したもので, CTで吸収を確認できるようになる以前に破骨細胞やMMPが発現していることが明らかになった.
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