研究課題/領域番号 |
16K20591
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
吉田 遼司 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (10632458)
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連携研究者 |
伊藤 隆明 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (70168392)
中山 秀樹 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (70381001)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / micro RNA / 腫瘍微小環境 / 循環miRNA / 治療抵抗性 / バイオマーカー / 口腔がん / エクソソーム / マイクロRNA / 放射線耐性 / 体液診断 / 歯学 / 癌 / 病理学 / トランスレーショナルリサーチ / マイクロアレイ |
研究成果の概要 |
本研究ではエクソソームmiRNAを中心とする新たな口腔扁平上皮癌(OSCC)の悪性形質制御ネットワークを解明し、新規診断・治療法の確立を目指した。 難治性OSCCに特徴的な分泌型miRNAを明らかにするために、化学放射線療法が奏功したOSCC患者と無効であった患者の血漿中miRNAの発現を比較した。その結果、miR-223、miR-659、miR-1290の発現に有意な変化を認め、患者血漿中におけるmiRNAの発現は転移、再発、化学放射線療法に対する反応性および患者予後と相関した。本研究によって高悪性OSCC特異的な循環miRNA発現が明らかとなり、新規診断、治療法の標的となる可能性が示された。
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