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口腔癌リンパ節転移における骨髄細胞の役割

研究課題

研究課題/領域番号 16K20599
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科系歯学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

杉浦 圭  横浜市立大学, 医学研究科, 共同研究員 (50771086)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード口腔扁平上皮癌 / リンパ節転移 / 癌微小環境 / 口腔癌 / 転移前ニッチ / 臨床腫瘍学
研究成果の概要

口腔扁平上皮癌のリンパ節転移に関して、癌の微小環境の環境変化が転移に関わっている可能性を研究した。腫瘍移植舌に対する外科的介入により微小環境の変化をもたらし、転移への影響を検討した。原発腫瘍への介入により転移は促進された。CD11b+細胞の流入では外科的介入の早期では有意差を認めた。長期間では大きな差を認めなかった。流入LYVE-1+細胞数は有意差を認めなかった。しかし、介入群には環状構造を認めない細胞群を認めそれらが転移促進に関わっている可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔癌の全癌に占める割合は約 1-2%程度とされている。進行癌や頸部リンパ節転移を有する症例の予後は不良であり、現在のところX線やPETによる画像検索を行っても頸部リンパ節転移の診断精度は70%程度とされている。しかし頸部リンパ節転移のメカニズムはほとんど明らかになっていない。本研究では口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移のメカニズムに関して行った。癌本体への介入による特定の細胞群の流入などの環境変化によりリンパ節転移が促進される可能性を認めた。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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