研究課題/領域番号 |
16K20611
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
木内 誠 獨協医科大学, 医学部, 助教 (00759483)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | microRNA / exosome / エクソソーム / microaRNA / PDXモデルマウス / Patient-Derived-Modelマウス / 口腔癌 / liquid biopsy / 歯学 / 腫瘍学 |
研究成果の概要 |
PDXモデルマウス作成に先立ち,in vitroでの先行研究を行った.まず,分泌型 microRNAとして既に報告されているmiR-518を用いて実験を行った.使用した細胞は口腔癌細胞株であるCAL-27を用いた.培養上清からエクソソームの単離を行った.次いでその定量を行った.結果をもとにリアルタイムPCRによるmir-518cの発現量比較を実施予定であったが,エクソソームの定量の段階で予想以上に回収率が少なかった.PDXモデルマウスでは血清からのエクソソーム回収になり,さらにサンプル量が少なく実験は困難となり,予想した結果は得られなかった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究において,口腔癌に特異的な分泌型microRNAが同定できれば,所属リンパ節転移あるいは遠隔転移の早期発見につながった可能性があるが,血清からのexosomeの収率が低く,予想したようなmiRNAの同定には至らなかった.今後の研究でさらに微量での検出を行えるような手法の開発や同定方法を確立したいと考える.
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