研究課題/領域番号 |
16K20639
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
清水 康広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 非常勤講師 (60631968)
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研究協力者 |
青木 和広
海部 陽介
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 身体運動 / 咀嚼刺激 / 顎骨成長 / 顎骨形態 / 咬筋 / 顎顔面形態 / 咀嚼運動 / 身体運動刺激 / マイクロCT |
研究成果の概要 |
身体運動刺激に伴い神経系を介した作用が咀嚼筋に引き起こされ、作動した咀嚼筋運動が成長期の顎骨成長に影響を与える可能性を検証する目的で、成長期に当たるマウスモデルを用いて実験を行ったところ、身体運動刺激が下顎骨の形態変化に影響を与える可能性が明らかとなった。 またヒト標本においても、咀嚼パターンが異なるとされる江戸時代人の階級間、および現代人女性における人種間での顎顔面骨格における形態解析を行ったところ、咀嚼筋運動の違いが下顎骨の形態変化に影響を与える可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果として成長期における生活習慣が顎骨形態に影響を与える可能性が示唆された。 歯科領域において成長期に顎骨の成長をコントロールすることは正常咬合を獲得する上で重要であるため、顎骨成長に与える要因を明らかにすることは臨床的意義が高い。顎骨の成長を鑑みた成長期における生活習慣の重要性が明らかとなれば、将来の応用展開に向けた学術基盤を構築することとなり、社会的意義は大きいと考える。
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