研究課題/領域番号 |
16K20658
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
根本 晴子 (山本晴子) 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (10633943)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | アルカリホスファターゼ / 低ホスファターゼ症 / 石灰化不全 |
研究成果の概要 |
低ホスファターゼ症(HPP)は、組織非特異型アルカリホスファターゼ(TNALP)の遺伝子変異を原因とする遺伝子疾患である。本研究では、HPPモデルマウス(KOマウス)骨形態計測を行い骨形成能を分析した。 KOマウスにおいて骨量、骨芽細胞数の低下を認めた。また、肥大軟骨層の菲薄化,軟骨細胞数の低下を認め、このことから骨形成能が低下していると考えられた。結果からHPPの石灰化不全の原因は、PPiの蓄積による石灰化障害のみならず、骨芽細胞数の低下や、肥大軟骨の菲薄化によるものであり、これらはTNALP欠乏の影響であると示唆された。
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