研究課題
若手研究(B)
GPR141の発現と機能について解明することを目的として以下の実験を行っている。歯周炎患者及び健常者、計113人分の血清コチニン濃度を測定したところ、喫煙者で血清コチニン濃度とSNPの遺伝子型に相関を認めた。THP-1のLPS刺激、非刺激時のGPR141の遺伝子発現量を検討した。また歯肉結合組織を採取し、mRNAを抽出しGPR141の遺伝子発現量を検討したところ、有意な差を認めなかったものの歯周炎部位の方が発現量は高かった。以上からGPR141はニコチンにより発現量が変化する可能性が考えられる。またGPR141は歯周組織において、歯周炎で発現量が上昇する可能性が考えられる。