研究課題/領域番号 |
16K20709
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
枝広 あや子 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (90433945)
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研究協力者 |
須磨 紫乃
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 認知症 / 摂食嚥下障害 / 食行動 / BPSD / 原因疾患 / 社会歯科学 / 高齢者 / 経口摂取支援 / 非アルツハイマー型認知症 / レビー小体型認知症 / 前頭側頭型認知症 / 診断後支援 / 社会医学 / 脳神経疾患 / 老化 / 痴呆 / 歯学 |
研究成果の概要 |
本研究では, 原因疾患を踏まえた実態調査に加え,認知症の摂食嚥下障害の多様性や認知症の原因疾患の特徴を踏まえた介入案の提示を行ったうえで,効果検証を行った. (1)食の多様性支援マニュアル:アルツハイマー病(AD)以外のレビー小体型認知症(DLB)や前頭側頭型認知症(FTD)などについて、認知症の摂食嚥下障害の多様性に配慮した支援案を作成した. (2)AD以外の認知症原因疾患と診断された認知症高齢者の実態調査:認知症高齢者のAD以外の神経心理学的特徴を有する者の抽出を主眼とした実態調査を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症高齢者では,その原因疾患によって大きく病態が異なり,それぞれの異なった神経心理学的症状により食事関連BPSDにも多様性がある.現状の経口摂取支援はいまだその多様性についての対応は難しく,介護現場での困窮を引き起こしている.実際の介護現場で観察によるアセスメントによって得られた食事関連BPSDの多様性を検討し,可及的に経口摂取を継続するための支援策を検討することが重要と考えられる.本研究では,実態調査をもとに客観的データを活用した多様性支援マニュアルを実際の介護現場での効果検証とフィードバックを繰り返し,介護現場に還元することでケア負担の軽減の可能性があり臨床的意義が大きいと考える.
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