研究課題/領域番号 |
16K20723
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
奥村 和代 兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (20755805)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 業務 / 専門職 / 専門性 / 協働 |
研究成果の概要 |
本研究では、急性期病院における看護師と看護補助者の協働のあり方を、看護師が捉えている「業務」の視点から検討した。2つのインタビュー調査を通して、①看護師しかできない行為を看護の要素が含まれるやりようで実践する事が看護師の専心するべき業務であると看護師は認識している、②患者への影響を考慮し、看護師が専心するべき業務より看護補助者の補完業務を優先したり、その他のことを優先している状況があること、が明らかになった。 以上より、効果的な協働の為に、効率的な入力ができる電子カルテシステムの構築、現状の人数で完結できる協働体制の再考、看護補助者の役割遂行能力の向上が必要であると考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
時代ととも医療は変化し、それに伴い看護も変化していく中で、看護として変化してはいけないものの示唆を得ることができたことは、看護学の発展に寄与しうると考える。 また、看護師と看護補助者の効果的な協働を妨げている要因を明らかにできたことは、今後、急性期病院に入院中の患者に質の高い最適な看護の提供につながるものであると考える。
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