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看護師の省察的実践プロセスにおける様相の特徴-Schonの省察的実践論をとおして

研究課題

研究課題/領域番号 16K20737
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 基礎看護学
研究機関甲南女子大学

研究代表者

岡本 朋子  甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (60512340)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード看護実践 / 看護師 / 省察的実践 / 行為 / 思考 / 感覚 / 看護学
研究成果の概要

看護師は、今までの言動や実践した看護に対する相手の反応から、常に患者の意思を推し量りつつ実践していることが明らかとなった。看護師の実践には、自らの感覚を手がかりに試行錯誤しつつ手立てを見出し患者の状況を捉え直すことで、目には見えない患者の意思を尊重するという特徴があるとわかった。
また、看護実践においては、看護師が自らの感覚を受け止めることで行為が生まれ、その行為によって知覚した事象に立ち返りながらまた次の行為が見出されることも明らかとなった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

看護師が自らの感覚や思考をもとに、どのように行為しつつ思考しながら実践していたのかを明らかにすることで、これまで明らかにされていない看護師の感覚を用いた看護実践について、記述を通して明らかになることに、本研究の意義を見出せる。
さらには、看護実践の実際が明らかになることで、看護師の実践に対する意味づけや評価も明らかとなり、看護師が実践力の向上を目指し、専門職として学び続けていくための手がかりが得られるため、今後の臨床現場における継続教育を考える上での基礎資料となる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] A看護師の感覚・行為・思考を通した看護実践のプロセス2019

    • 著者名/発表者名
      岡本朋子,前川幸子
    • 学会等名
      国際カンフェランス「‘わざ’はいかに学べるか ー学校教育と看護教育の場からー」
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] C看護師の患者の意思を尊重する看護における省察的実践プロセスの様相の特徴ーSchon,D.の省察的実践論を通して(その6)ー2019

    • 著者名/発表者名
      岡本朋子,前川幸子,井上加奈子,薄井嘉子
    • 学会等名
      日本教師学学会 第20回大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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