研究課題/領域番号 |
16K20739
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 兵庫医療大学 |
研究代表者 |
荻野 待子 兵庫医療大学, 看護学部, 講師 (20420747)
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研究協力者 |
神田 知先
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 看護教員 / 視線運動 / 看護技術 / フィードバック / 膀胱留置カテーテル / 看護技術教育 / 熟達 / 看護教育 |
研究成果の概要 |
本研究では,看護実践能力を備えた学生を育成するために必要とされる看護教員の能力向上に資するため,学生の膀胱留置カテーテル技術修得における看護教員の教授過程を,視線運動分析とインタビューにより明らかにした. 看護教員の観察視線は,手袋装着時は,ワゴン上の滅菌手袋と学生の手元に集中した.優先度の高い指導内容は,手指消毒,作業域,滅菌手袋の装着に関することであった。フィードバック時には,学生の技術実施場面の振り返りが深化するための工夫を認めた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護技術を担当する教員の膀胱留置カテーテル技術教育過程における観察点や思考過程を、生理的指標である視線運動分析とインタビュー方法を用いて客観的かつ主観的側面より明らかにできた。現在、各教員の経験に頼っている部分が大きい看護教育場面において、看護技術教育にかかわる教員の教育経験の中で培われた言葉にできない知の一部を可視化できたことにより、新人看護教員への教育や、ベテラン教員の教育指導経験の意味付けに寄与できる可能性がある。
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