研究課題/領域番号 |
16K20755
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
牧野 夏子 札幌医科大学, 保健医療学部, 助教 (80554097)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 外傷看護 / 救急看護師 / 役割 / 看護実践 / 役割モデル |
研究成果の概要 |
本研究では、本邦の外傷センターへの視察、国外の外傷看護師との交流、救急看護認定看護師、急性・重症患者看護専門看護師への面接調査の結果および文献検討を統合し、救急看護師の外傷看護実践における役割モデル案を作成した。その結果、救急看護師の外傷看護実践における役割は外傷患者、家族に対するダイレクトケアと外傷医療チームの調整から成り立つことが明らかとなった。一方、役割を担う上での困難についても明らかとなり、困難に対応できるような組織・教育体制の整備が必要であることが示唆された。本研究結果から外傷看護実践における役割を発揮するための実践行動項目案として88項目が生成された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果から、先行研究が希少である外傷看護実践における救急看護師の役割が可視化されたことは学術的意義があると考える。また、本邦の外傷診療の一旦を担う救急看護師の役割モデルにより、救急看護師が看護実践を行ううえでの示唆となり外傷患者・家族を救命、社会復帰への一助となり得る。さらに外傷看護学の教育に関する基礎資料として活用できることから社会的意義があると考える。
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