研究課題/領域番号 |
16K20756
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
藤澤 由香 岩手県立大学, 看護学部, 講師 (60711942)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 糖尿病透析予防指導 / 慢性病看護学 / アクションリサーチ / 看護 |
研究成果の概要 |
糖尿病透析予防指導における看護の実態調査から地域の診療所等における糖尿病透析予防指導の充実の必要性や医療連携の重要性についてより具体的に検討していく必要性が示唆された。糖尿病透析予防指導における看護の課題解決に必要な支援は、①日々の看護における困難や看護者自身の課題の明確化、②看護者が抱える課題解決を支えるリソースの紹介③日々の看護における困難や課題に関わる事例検討等を通したリフレクションの促進④複数いる研究参加者個々の課題の明確化⑤組織の目標設定の明確化と共有の支援⑥課題解決がスムーズに進まない場合の介入計画の修正、再立案、遂行のサポートが必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病透析予防指導における看護の実態について、全国的な透析予防指導における看護の実践状況と課題が見えてくること、多くの課題を抱えていることが予測される透析予防指導における看護の課題解決に向けて、大学教員と臨床実践者の協働によるアクションリサーチを実施し、その過程を明らかにすることで、各施設が抱えている各課題の解決に必要な支援の具体が明らかとなる。更に透析予防指導における看護の課題解決に必要な支援の明確化を積み重ねていくことは、透析予防指導における看護の質向上のための支援システムの構築のための重要な資料となると考える。透析予防指導における看護の質向上は、糖尿病透析予防に大きく貢献できると考える。
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