研究課題/領域番号 |
16K20767
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
|
研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
庄司 麻美 高知県立大学, 看護学部, 助教 (00737637)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 全人的呼吸困難感 / 看護アセスメントツール / がん患者 / 肺がん患者 / 肺がん / アセスメントツール |
研究成果の概要 |
全人的呼吸困難感を体験しているがん患者のアセスメントとして、【病状を把握し今後の経過を予測する】【呼吸困難感が身体・心理・社会・霊的側面に及ぼす影響を評価する】【呼吸困難感の多様な要因の相互作用を評価する】【適切な薬剤・投与方法を判断する】【常にせん妄の発症や鎮静の必要性を予測する】【苦痛の中で少しでも安楽が得らえる環境を探る】【実現可能な患者の希望を見極める】が抽出された。全人的呼吸困難感を体験しているがん患者のアセスメントにおいて、患者の病態把握と経過の予測、促進可能なComfortニードの判断、患者のQOLを重視したアセスメントを統合し、患者の最善を判断することが重要になると示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全人的呼吸困難感を体験しているがん患者に対して、熟練看護師が行っているアセスメントを可視化することができた。このことは、全人的呼吸困難感を体験しているがん患者の看護を担うジェネラリストの視点を養い、がん患者の心身の安楽およびQOLの維持・向上に繋がることが期待される。
|