研究課題/領域番号 |
16K20774
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
北村 幸恵 順天堂大学, 医療看護学部, 助教 (10773731)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 初回心不全 / 症状マネジメント / 外来継続看護 / QOL / 精神健康状態 / セルフケア / 再入院予防 / 自己管理行動 / 継続介入 / 急性増悪予防 / 慢性心不全 / 療養行動変容 / 自己管理支援 / 療養上の困難 / 専門看護師 / 認定看護師 / 心不全 / セルフマネジメント / 資源構築 / 包括的資源構築 |
研究成果の概要 |
本研究は、初回心不全で入院した患者に対して、入院・外来の継続した看護師の関わりによって、患者側がその介入から自らの中にどのように、セルフケア取り入れているのか、またQOLおよび精神健康状態に変化をもたらしているのかを明らかにすることを目的とした。退院後の初回外来までの療養上の困難、半年後の2群間におけるセルフケア行動の差異をインタビュー調査を実施し、質的記述的分析を実施した。2群間におけるQOL、精神健康状態の差異はSF-12、GHQ-12を用い、初回・半年後の平均値の同時比較として、2要因の分散分析を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果として、初回心不全患者の退院後の外来までに抱える療養上の困難を明らかにすることで、看護介入における示唆を得ることが出来た。また2群におけるセルフケア行動の差異では、看護介入群において、自己の生活にセルフケアを組み込むことやストレスをコントロールして自分らしい生き方を大切にする特徴的なカテゴリーが挙げられた。通常診察群において、自立してセルフケア行動を行う反面、不安を抱えながら生活していることが分かり、外来における患者支援の必要性が示唆された。
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