研究課題/領域番号 |
16K20776
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
山田 奈津子 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (60759140)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | cue / クリティカルケア看護師 / 身体ニ-ズ / アセスメント / cue / 概念分析 / 概念開発 / オントロジー / 意思表示困難 / 重症患者 / 身体ニーズ |
研究実績の概要 |
cueは患者の状態を推定するうえで、特別に必要な「手がかり」となるデータの集まりであると言われている。cueの認識は現在のデータと期待されるデータの比較により得られるため、看護師の知識に依存する。特に意思表示が困難な重症患者のcueの認識は熟達が求められている。しかし、cueによる患者の状態推定について十分な理解に導くcueの認識を実践的に使える汎用的・基礎的なモデルは自明ではない。本研究の目的は「cue」という意思表示が困難な重症患者が他者へ意思やケアのニーズを伝えるために意識的、無意識的に発する合図の理解を活用し、身体ニーズをアセスメントする尺度を開発することであった。そのためクリティカルな状況の意思表示が困難な患者のcueが示す身体ニーズの構造化、アセスメント尺度の開発、アセスメント尺度の信頼性と妥当性の検討を行うことを予定していた。実際の研究活動としてはクリティカルケア看護師が意思表示困難な重症患者の状態を推定する「cue」の概念を明確化し、アセスメント尺度項目の選定を行った。 研究成果として①文献調査②cueの概念分析③概念モデルの作成④アセメント尺度項目(案)の作成⑤学会発表(国内1件)⑥最新知識の情報収集として学会参加⑦最新の情報収集のための専門家会議(3回/年)⑧研究者との会議(1回/週)を実施したことである。今年度アセスメント尺度原案を精選し,専門家会議(2回/年)と研究者との会議(1回/週)を実施し、プレテストを行う準備を整えていたが、所属の異動により応募資格喪失に伴い補助事業が廃止となった。
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