研究課題/領域番号 |
16K20795
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
天草 百合江 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (10757545)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 保育器で過ごす子ども / 低出生体重児 / 母親 / 心理的距離 / NICU / 保育器 / 子ども / 閉鎖型保育器 |
研究成果の概要 |
保育器で過ごす子どもと母親の間の心理的距離に関して、母親・NICU看護師双方の認識とその関連要因を明らかにするとともに、NICU看護師が母子の心理的距離をアセスメントする際に有効な尺度の開発をすることを目的とする。 まずは、文献検討から、母親とNICU看護師のそれぞれの認識と思いの明確化を行い、その後、研究者自身のこれまでの研究成果も踏まえて、28項目の尺度案を抽出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
保育器で過ごす子どもと母親は、適切なアセスメントを受けることで、母子の状況により適した看護援助を受けることができ、母親の抱える複雑な思いや子どもとの未来を踏まえ子どもとの心理的距離を縮めていくことで、愛着形成を分離がもたらす不安や退院後の育児への不安の軽減にもつながると考える。 また、NICU看護師は、保育器の存在を再認識し、子どもが保育器で過ごすことが母親にもたらす影響を考え、母親の言動や行動、思いや子どもの状況や成長発達をより意識することから、アセスメント能力向上といった教育的意義も期待できると考える。
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