研究課題/領域番号 |
16K20831
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
渡邊 美保 高知県立大学, 看護学部, 講師 (70571313)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 高齢者 / リロケーション / ケアガイドライン / 移行 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢者のリロケーションを支援するケアガイドラインを開発することである。先行研究から導いたケアガイドライン案の内容について、回復期病院に勤務する看護師14名を対象に半構造化面接を実施した。看護師は多職種と情報共有を行い、高齢者の安全を確保する一方、高齢者の今までのやり方を尊重していた。さらに、看護師は高齢者と共に発症前の生活状況を振り返ることで今後の目指す方向性を共有し、高齢者自身の自発性を高めていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高齢者は転院に伴い、心身の変化や混乱といったリロケーションダメージを引き起こしやすく、リロケーション(移転)を促進する看護は心身のダメージの緩和と新しい環境への促進を促す意味で重要とされている。しかし、急性期病院から回復期病院に転院する高齢者のリロケーションを促進する看護介入の方略は、十分明らかにされているとはいいがたい。本研究成果を活用することは、入退院を繰り返す高齢者のリロケーションダメージを緩和するうえで重要なケアと考えている。
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