研究課題/領域番号 |
16K20843
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 聖泉大学 |
研究代表者 |
川嶋 元子 聖泉大学, 看護学部, 講師 (20633598)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 外来看護 / 在宅療養支援 / 実態調査 / 中規模病院 / インタビュー調査 / 外来看護師 / 退院支援 |
研究成果の概要 |
外来看護における在宅療養支援のシステム構築のための基盤となる基礎研究を行うことを目的に、本研究では(1)中小規模病院の外来看護師に質問紙調査を行い、在宅療養支援の実態を把握した。(2)中規模病院で在宅療養支援を実施している外来看護師にインタビュー調査を行い、在宅療養支援の実施を可能とする要因を明らかにした。中小規模病院での在宅療養支援の実施率は3割程度であったが、中規模病院の外来看護で在宅療養支援を行うためには、外来だけでなく病院全体で取り組み、施設環境を整える必要がある。また、外来看護師自身が役割意識と在宅療養支援を行うための実践力を高めていく必要ある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中小規模病院の外来看護における在宅療養支援の実態と中規模病院の外来看護で在宅療養支援の実施を可能とする要因を明らかにしたことは、今後、外来看護で在宅療養支援の実施を拡充していく上で有用である。また、本研究を基盤とし、外来看護における在宅療養支援システムを構築していくことは、通院患者が入院に至るまでの予防的関わりや退院後の患者の不安の解消につながり、在宅療養者が自宅で安心して過ごすことに寄与できると考える。
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