研究課題/領域番号 |
16K20844
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高齢看護学
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研究機関 | 三重大学 (2019-2020) 宝塚大学 (2018) 同志社女子大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
大江 真人 三重大学, 医学系研究科, 講師 (60756253)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | うつ病 / 双極性障害 / 就労継続 / 休職 / 復職 / レジリエンス / 気分障害 / 休業 / 就業継続 |
研究成果の概要 |
うつ病や双極性障害などを理由とする休職や退職後に、就労継続している労働者の体験について面接調査を行い、「対処行動」、「就労継続を可能にする要因」、「就労継続におけるレジリエンス」の視点で質的記述的に分析した。その結果とうつ病及び双極性障害のケアに関連する既存の資料より、①就労継続をするうえでの重要な課題を明確化する支援、②就労することの意味づけや優先事項を明確化する支援、③実現可能な就労継続に役立つ環境調整に向けた支援、④労働者をとりまく環境についての肯定的な側面の認識を促す支援という就労継続支援の指針を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、うつ病や双極性障害をもちながら就労継続している労働者の語りから、就労継続を可能とするための工夫を明確化し、必要な支援の方向性を示す指針を提示した。この指針は実際に就労継続に成功している労働者の体験を基にしていることから就労の過程においてそれらを活用することが可能であると推察され、著しい不調を予防して休職や退職をすることなく、就労継続を可能とするための支援に寄与するものと考える。
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