研究課題/領域番号 |
16K20860
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域看護学
|
研究機関 | 四日市看護医療大学 (2018-2022) 三重県立看護大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
多次 淳一郎 四日市看護医療大学, 看護医療学部, 准教授 (60632205)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 地域包括支援センター / 保健師 / 高齢者 / 見守り / きざし / 民生委員 / 高齢者見守り |
研究成果の概要 |
第一研究では、地域包括支援センターに所属する保健師への質問紙調査を通じて、保健師が関わった事例分析を通じて、緊急の対応が必要で合った事例の特徴として、口腔状態が不良、かかりつけ医がいないことが明らかになった。 第二研究では、第一研究の結果をもとに先行研究の分析を加え、口腔衛生の状態および機能に関するチェックリスト案を作成した。 第三研究として、作成したチェックリスト案を民生委員に使用してもらい、日頃の見守り活動における活用可能性と有用性の検証を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の流行により、予定していたフィールド地域で施行することができず、モデル構築までは達成できなかった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
独居高齢者の増加、人口減少が起こる中で近隣の互助力が低下を背景として、異変を早期に把握するための指標は地域での見守り活動を効率的、効果的に展開する上で重要である。本研究を通じて緊急の対応が必要で合った事例の特徴として口腔状態の低下、かかりつけ医がいない、の2点を明らかにできたことは、平時から観察、会話を通じた見守りの一助にできると考える。これらに焦点化して作成したチェックリスト案について本研究では、新型コロナウイルス感染症流行時期であり、有用性の検証と活用(見守りシステムの構築)には至らなかったが、今後、この点を継続的に研究することで住民主体の見守り活動の質向上に寄与できる可能性がある。
|