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養護教諭に求められる職務役割と養護教諭養成課程における養成カリキュラムの検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K20864
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域看護学
研究機関順天堂大学

研究代表者

南 唯公 (中西唯公)  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 講師 (50582110)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード学校保健 / 養護教諭 / 職務役割 / コンピテンシー / 職務 / 看護学
研究成果の概要

近年、学校では様々な背景や健康課題をもつ児童生徒や保護者のニーズに柔軟に対応できる養護教諭が求められている。本研究では全国の小学校、中学校、高校1500校を対象にアンケート調査を行い、養護教諭にどのような職務役割や資質・能力を求められているかを明らかにした。
調査の結果、管理職383名および養護教諭402名から回答が得られた。管理職が養護教諭に最も期待する職務は、「救急処置及び緊急時の対応」であった。一方、救急処置及び緊急時の対応に、自信がある養護教諭は約25.0%であり、大学の養成課程や卒後教育における救急処置や緊急時の対応についての教育内容の検討が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

学校の管理職が養護教諭に求める役割は「救急処置及び緊急時の対応」であったが、自信をもって「救急処置及び緊急時の対応」ができる養護教諭は約25%であることを明らかにした。本研究より養護教諭に不足している資質・能力が明らかになり、養護教諭養成課程や卒後教育のカリキュラム検討の方向性を得ることができたことは、今後の養護教諭養成における基礎資料して展開できる。
また、養護教諭の実態に応じたカリキュラムの検討を行うことで、学校保健の中核的存在である養護教諭の職務確立や能力の開発にもつながり、結果として、学校における児童生徒の健康の保持増進に貢献することができる。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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