研究課題/領域番号 |
16K20881
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
政治学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
立花 優 北海道大学, 文学研究院, 共同研究員 (20733330)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 支配政党 / 権威主義体制 / 大統領制 / 議院内閣制 / 政党 / 南コーカサス地域 / 議会 / 比較政治学 / コーカサス / グルジア / アゼルバイジャン / 政治体制 / 地域研究 |
研究成果の概要 |
本研究は支配政党の形成とその維持における結果の分岐を、コーカサス三国を対象として比較することを目的とした。研究の結果、グルジアにおいては旧支配政党が徐々に集権化傾向を強めた一方、現与党はその成立において地方有力者の取り込みに力を入れていたこと、アルメニアでは支配政党の行政府への融合が進んでいった一方で、選挙制度改革議論の中で小選挙区選出議員に対する配慮が行われていたこと、アゼルバイジャンでは世襲の成功後支配政党の制度化が進む傾向がみられることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は支配政党を軸としてコーカサス三国の政治を比較分析する日本で初めての研究である。世界的に見ても、先行研究においてコーカサス三国は旧ソ連諸国としてロシア・ウクライナや中央アジア諸国と個別に比較されることが多く、地理的・歴史的条件が近似している三国を対象に、変数をそろえて近接比較を行うものは稀であった。また、本研究課題では三国それぞれで現地調査を実施しており、そこで得られた人的つながりや知見は今後の研究の発展にも資するものである。
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