研究課題/領域番号 |
16K20891
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
内分泌学
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 弘前大学 (2017-2019) 東北大学 (2016) |
研究代表者 |
山形 聡 弘前大学, 医学部附属病院, 助教 (50769940)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | Leptin / CRF / レプチン / CRFニューロン / 基礎医学 / ストレス |
研究成果の概要 |
CRFニューロン蛍光可視化マウス(CRF-Venusマウス)の視床下部室傍核Venus陽性ニューロンには,グルタミン酸作動性入力およびGABA作動性入力が存在することが確認された.またCRFニューロン選択的ChR2発現マウス(ChR2-mCherry/CRF-iCreΔNeo)を用いた検討では,ほぼ全てのCRFニューロンにChR2が発現した.CRFニューロンは青色光により脱分極・発火した.CRFニューロンへの青色光照射によりPVHや他の脳内領域においてc-Fos発現が増加した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
コルチコトロピン放出因子(CRF)はストレス応答における視床下部-下垂体-副腎軸の要であると同時に,摂食に関与すると言われている.しかし詳細なメカニズムは解明されていない.またレプチンによるCRFニューロンの調節機構は明らかになっていない.CRF-VenusΔNeoマウスは, CRFニューロンが蛍光可視化されるため電気生理学的手法や形態学的検証を可能にし,CRFニューロンのはたらきを解明するための重要なツールとなる.
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