研究課題/領域番号 |
16K20892
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
芸術一般
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
仁平 政人 弘前大学, 教育学部, 講師 (20547393)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日本近現代文学 / 表象文化論 / 前衛芸術 / 「東北」表象 / 日本文学 / 東北 |
研究成果の概要 |
本研究では、寺山修司や土方巽をはじめとして、1960~70年代の前衛的な文学・芸術における「東北」表象を収集し、文化的・社会的な文脈との関係を視野に入れて、その特徴の分析を行った。また、寺山・土方の「東北」をめぐる言説・実践が、東北地方における文化行事にどのような影響をもたらしているのか、広く調査を行った。以上の成果を踏まえ、前衛芸術における「東北」表象と、その地方の文化への影響について、総合的な考察を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
1960~70年代日本の前衛芸術については、関係者の証言や印象批評的な議論は多いものの、本格的な学術的研究は限定的なものにとどまってきた。本研究は、「東北」表象という視座のもと、当時の代表的な表現者の活動をジャンル横断的な観点から捉え、社会的・芸術史的な観点に基づく調査・分析を通して総合的に検討したという点で、戦後前衛芸術研究に寄与をなしたものと考える。 また、本研究は戦後の前衛芸術が地方の文化に及ぼした影響を、長期的な視点で追求する前例のない試みでもある。それは、近年多くの議論が重ねられている地域文化の問題について、歴史的な視点からの知見をもたらす意義を持つと考えられる。
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