研究課題
若手研究(B)
「クテドノバクテリア」が放線菌に次ぐ新たな有用菌群となり得るとした新しい視点に基づき、本系統の開拓に取り組んだ。その結果、クテドノバクテリアは身近な土壌環境に存在比が低いながらも多様に棲息していることが分かり、見出した半選択培地を用いることで既報の3科に属する新たに多様な菌種の分離に成功した。さらにその培養物から抗MRSA活性を有する推定新規のアントラキノン系化合物を見出した。この菌群の開拓は従来法による化合物探索研究に新たな展開を生み出し、感染症拡大防止に貢献できる可能性がある。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (5件) (うち招待講演 1件)
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