研究課題/領域番号 |
16K20910
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
機能生物化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
永井 友朗 東北大学, 生命科学研究科, 助教 (10723059)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 一次繊毛 / 中心体 / TTBK2 / Cep164 / 母中心小体 / 脊髄小脳変性症 / TTBK2キナーゼ / 細胞周期 / 細胞情報伝達機構 / 一次繊毛形成 |
研究成果の概要 |
一次繊毛は細胞周期休止期に中心体から形成される。TTBK2は増殖抑制依存的な一次繊毛形成に必須のキナーゼであるが、その活性化機構は不明である。本研究では、TTBK2の母中心小体への局在化に関わるCep164と、DNA損傷応答キナーゼATRに着目し、TTBK2の活性化機構の解明を目的として研究を実施した。その結果、TTBK2の分子内結合がキナーゼ活性を抑制していること、Cep164がTTBK2のC末端に結合することで、その分子内結合を解離させTTBK2を活性化させることを明らかにした。このことから、Cep164がTTBK2の局在だけでなくその活性化にも寄与していることが明らかになった。
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