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特定の細胞周期で機能するCas9による多重遺伝子ノックインマウス作製

研究課題

研究課題/領域番号 16K20929
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験動物学
統合動物科学
研究機関筑波大学

研究代表者

水野 沙織 (飯島沙織)  筑波大学, 医学医療系, 研究員 (80732106)

研究協力者 杉山 文博  筑波大学, 医学医療系, 教授
大徳 陽子  筑波大学, 医学医療系, 技術員
星野 貴一  筑波大学, 人間総合科学研究科, 大学院生
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
キーワードCRISPR/Cas9 / ノックイン / ノックインマウス / 細胞周期 / 発生工学 / ゲノム編集
研究成果の概要

目的配列を標的遺伝子座に挿入したノックインマウスは、生命科学研究で広く使われている。特に、多重遺伝子ノックインマウスは、高い需要がある。本研究では、CRISPR/Cas9システムを用いて、ノックイン効率を上昇させることで、より効率的な多重遺伝子ノックインマウス作製方法を確立することを目指した。細胞周期とノックイン変異が生じる時のDNA修復経路の関係性に着目し、特定の細胞周期のみで機能する改良型Cas9タンパク質を構築した。この改良型Cas9タンパク質を用いて、単一遺伝子を標的としたノックイン系を構築し、マウス受精卵に導入したところ、ノックインマウス作出効率が上昇するという良好な結果が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

生体内で遺伝子機能を解析可能な遺伝子改変マウスは、生命科学研究にとって重要なツールである。その中でも、目的の配列を標的遺伝子座に挿入したノックインマウスは様々な研究分野で広く使われており、特に、分子間・細胞間の相互作用の解析や、より高次元のヒト化マウス作製などが可能となる、複数遺伝子をターゲットとしたノックインマウスの作製は高い需要がある。本研究では、特定の細胞周期のみで機能する改良型CRISPR/Cas9 システムを用いて、ノックイン効率を上昇させることを目指した。本成果を用いることで、多重遺伝子ノックインマウスのより効率的な作製方法が確立されることが期待される。

報告書

(3件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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