研究課題/領域番号 |
16K20934
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー内科学
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
高橋 広行 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (10770745)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | シェーグレン症候群 / Th17細胞 / T細胞 / 内科 / 免疫学 / 遺伝子 / 歯学 |
研究成果の概要 |
シェーグレン症候群(SS)患者におけるNR4A2、DPP4の病因的意義を検討した。1)SS患者の口唇唾液腺(LSG)でNR4A2遺伝子発現はコントロールより有意に亢進したが、DPP4は有意差を認めなかった。免疫染色にてSS患者のLSGに浸潤したCD4陽性、IL-17産生細胞の核内にNR4A2の特異的な発現を認めた。2)SS患者の末梢血CD4+T細胞では健常者より、NR4A2遺伝子発現が有意に亢進し、Th17分化条件下におけるNR4A2核内発現率が有意に亢進した。Th17分化条件ではImportin阻害剤によりNR4A2核内発現率、IL-21 mRNA発現、IL-17産生細胞数が有意に減少した。
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