研究課題/領域番号 |
16K20943
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済政策
社会・開発農学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
中野 優子 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (60648674)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 農業技術普及 / タンザニア / 政策評価 / ミクロ実証経済学 / 農業技術研修 / ランダム化比較試験 / 影響評価 / 農業 / 技術普及 / 農業技術採用 / アフリカ / 稲作 |
研究成果の概要 |
本研究ではJICAが行った農業技術研修の効果測定を行った。また、研修を受けた農家から研修を受けていない農家にも技術が普及していくのかについて検証した。2017年に、筆者らを中心に8カ村394農家について詳細な家計調査を行い統計データを構築した。その後同年11月―2018年5月にJICAによる技術研修が行われため、2019年に事前の調査と同一の家計についてデータを収集し、農業技術研修および農家間技術普及の有効性について分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サブサハラ・アフリカの貧困削減には農業の発展が不可欠である。しかし、アフリカにおける穀物の生産性はアジアに比べて低い。 本研究ではタンザニアにおいてJICAが行った農業技術研修の効果測定を行った。そのために、約380家計の農家に対してインタビューを行い、統計データを構築して分析を行った。また、研修を受けた農家から研修を受けていない農家にも技術が普及していくのかについても検証した。 これは、どのような政策介入がアフリカの農業生産性を高めるのに有効かを客観的に検証するためのものである。こうした統計データを用いた政策評価は近年国内外で積極的に行われており、本研究はその一助となるものである。
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