研究課題/領域番号 |
16K20958
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
医療社会学
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研究機関 | 東京大学 (2017-2019) 千葉大学 (2016) |
研究代表者 |
土井 俊祐 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90639072)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医療情報学 / 地理情報学 / 医療政策学 / レセプトデータ / 地域包括ケア / 需要推計 / 地理情報システム / 医療政策 / 将来推計 / 医療行動学 / 地理情報システム(GIS) |
研究成果の概要 |
高齢化が進む我が国にとって、医療・介護政策の整備は喫緊の課題であり、特に需要推計は政策策定の際の根拠となる情報である。本研究は、これまで別々に管理されていた医療・介護サービスの利用にかかるデータを横断的に取得し、一連のサービス利用のフローを踏まえた医療・介護需要の推計モデルを構築するものである。また、本研究では地理情報システムを利用することにより、分析結果を地図上に示すことで誰にでもわかりやすく示すことができることも特徴である。本研究成果は、地域包括ケアにかかる医療・介護政策の立案に資する情報提供をすることに期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題は、医療・介護サービスの利用にかかるフローを需要推計に適用させるこれまでにない推計モデルを提案するものである。先行研究では、主として地域全体の需要の総量を捉えているのに対して、本研究課題は単に需要推計結果を算出するだけでなく、サービスの利用フローや要因分析の結果により政策の根拠を提示させたり、地理情報システムにより推計結果を地図上に可視化したりすることができる点が特徴である。特に、人的・財政的な制約から独自の分析ノウハウを持たない地方自治体の行政担当者や医療・介護従事者にとっては、貴重な資料となることに期待できる。
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