研究課題/領域番号 |
16K20960
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
複合材料・表界面工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
廣瀬 裕二 千葉大学, 大学院工学研究院, 助教 (60400991)
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研究協力者 |
城ヶ﨑 匠 千葉大学, 大学院工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 色素増感太陽電池 / 可逆ゲル / 電解液 / ダイラタント流体 / 発電効率 / ヨウ素 / ゲル化剤 / 粘度上昇 / ヨウ化リチウム / エタノール / 有機溶媒 / 太陽光発電 / 太陽電池 / 物性実験 / 流体 / ゲル |
研究成果の概要 |
振るとゲル状になり、しばらく置くと元の液体に戻る試料(可逆ゲル)に電解質を加え、色素増感太陽電池に導入することで振動発生時の液漏れ抑制と通常時の発電効率の向上を目指した。電解質を加えると通常の方法では沈殿が生じ、均一な試料が出来なかったことから様々な有機溶媒を加えたところ、一部の溶媒で振るとゲルになる性質を保ちつつ均一な電解液となった。 この電解液を太陽電池に導入すると、時間の経過とともに発生電圧が徐々に増大するという、通常の太陽電池では見られない現象が現れた。電解液は注入時にゲル状態となっていたことから、粘度低下によって発電効率が上がったと考えられる。
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