研究課題
若手研究(B)
光は植物の光合成に必須であるが、過剰な光の受容は活性酸素の生成を招き、植物の光合成装置に障害を与える。この光阻害を回避するための適応戦略として、サイクリック電子伝達経路の機能が重要であると考えられている。高等植物では、PGR5-PGRL1タンパク質とNDH複合体の二つがサイクリック電子伝達に関与することが知られているが、それらの生理機能は不明な点が多かった。本研究成果によって、2つのサイクリック電子伝達経路が共に働くことで、「変動する光環境ストレス」による光合成阻害を回避して身を守るという植物の調節メカニズムが明らかとなった。
すべて 2018 2017 2016
すべて 雑誌論文 (8件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件)
Cell
巻: 171 号: 6 ページ: 1316-1325
10.1016/j.cell.2017.10.018
Frontiers in Plant Science
巻: 8 ページ: 708-708
10.3389/fpls.2017.00708
HortScience
巻: 52 ページ: 831-835
Plant and Cell Physiology
巻: 58 ページ: 35-45
10.1093/pcp/pcw215
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 20147-20147
10.1038/srep20147
120005818270
Plant Cell Environ.
巻: 39 号: 1 ページ: 80-87
10.1111/pce.12594
Annual Review of Plant Biology
巻: 67 号: 1 ページ: 81-106
10.1146/annurev-arplant-043015-112002
Journal of Plant Research
巻: 129 号: 3 ページ: 379-395
10.1007/s10265-016-0816-1