研究課題/領域番号 |
16K20987
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
細胞生物学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
堀籠 智洋 東京大学, 分子細胞生物学研究所, 助教 (10771206)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | リボソームRNA遺伝子 / 核膜 / 老化 / 微生物 |
研究成果の概要 |
出芽酵母においてリボソームRNA遺伝子(rDNA)は巨大な反復配列を形成している。rDNAでは、複製阻害点RFBに結合するタンパク質Fob1に依存して複製フォークの停止とDNA二本鎖切断(DSB)が引き起こされる。 我々はクロマチン免疫沈降法により、rDNAが核膜孔複合体と結合することを明らかにした。この結合はFob1とDNA損傷チェックポイントタンパク質に依存していたことから、複製阻害とそれに引き続くDSBに起因する現象であると考えられる。核膜孔への結合に欠損を持つ変異株においてrDNAが不安定になっていたことから、核膜孔結合がrDNAの安定性に重要な役割を果たすことが示唆された。
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