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OCTを用いたシーラントおよびシーラント下う蝕の3次元・リアルタイム評価

研究課題

研究課題/領域番号 16K21017
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 矯正・小児系歯学
保存治療系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

伊藤 幸子  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, その他 (30761118)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2016年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードう蝕 / シーラント / OCT / 歯学
研究実績の概要

本研究の目的は、う蝕好発部位である小窩裂溝の形態学的評価および予防填塞(フィッシャーシーラント、以下シーラント)の評価におけるOptical Coherence Tomography(光干渉断層計、以下OCT)を用いた診査法の有用性を評価することと、3次元OCT画像の臨床応用を検討することにより、OCTの診査法の臨床応用を図り、効果的なう蝕予防法を確立することである。
平成28年度の研究においては、ヒト抜去歯を用いて、健全歯小窩裂溝の形態学的評価およびシーラントの浸透状態の評価における2次元OCT画像評価の有用性を比較検討した。現在、臨床的に小窩裂溝およびシーラントの評価に用いられている視診と2次元OCT画像による診査では、OCT画像を用いた診査の方が、正確な評価を行うことができた。また、シーラント下における初期う蝕病変(脱灰部位)の観察が可能であった。このことは、OCT画像を用いることにより小窩裂溝部およびシーラントの評価において、従来の診査法よりも正確で客観的な情報を得ることができることが示され、定期検診時における初期う蝕の評価やシーラントのう蝕予防効果の評価にOCTが臨床応用できる可能性が示唆された。
これらの研究成果は、Dental Materials Journal 2016; 35(3): 432-439に「Assessment of occlusal fissure depth and sealant penetration using optical coherence tomography」として論文掲載された。
今後は、今回得られた小窩裂溝およびシーラントの診査におけるOCT2次元画像評価の有用性の研究を基に、OCT3次元画像の評価の有用性を検討する。さらに、う蝕の進行やシーラントの予防効果の評価にOCT2次元・3次元画像評価の応用研究を行う。

報告書

(1件)
  • 2016 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Assessment of occlusal fissure depth and sealant penetration using optical coherenece tomography2016

    • 著者名/発表者名
      Sachiko ITO, Yasushi SHIMADA, Alireza SADAR, Yukie NAKAJIMA, Michiyo MIYASHIN, Junji TAGAMI and Yasunori SUMI
    • 雑誌名

      Dental Materials Journal

      巻: 35 ページ: 432-439

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2018-01-16  

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