研究課題/領域番号 |
16K21024
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
解析学基礎
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
村田 実貴生 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60447365)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 応用数学 / 解析学 / セル・オートマトン / 反応拡散系 |
研究成果の概要 |
「連立型反応拡散セル・オートマトン」は数理モデルの一つである。数理モデルとは現実の世界で起きる様々な問題を方程式などの数学的な形で表現したものであり、コンピューターを用いて効率よく回答を求めるためにも必要となる。セル・オートマトンは特にコンピューターを用いて計算しやすい形をした数理モデルである。 反応拡散系という反応現象と拡散現象が同時に起こるような問題を微分方程式で表現した数理モデルが知られているが、微分方程式はコンピューターで計算しにくいという難点がある。 「連立型反応拡散セル・オートマトン」が反応現象と拡散現象が同時に起こるような問題を反応拡散系と同等に表現できることを研究した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
数理モデルとは現実の世界で起きる様々な問題を方程式などの数学的な形で表現したものであり、様々な問題を十分に表現できていることと、コンピューターを用いて計算しやすい形であることが必要である。 本研究により、生物学、化学、物理学、工学などの広い分野に見られる反応現象と拡散現象が同時に起こることにより生じる種々の時間的・空間的パターン(模様)の形成に関して、コンピューターを用いて効率よく回答を求めることができると期待される。
|