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日本の障害者福祉における共創的表現に関する実証研究と理論構築

研究課題

研究課題/領域番号 16K21028
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 芸術一般
社会福祉学
研究機関九州大学

研究代表者

長津 結一郎  九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (00709751)

研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード社会包摂 / 社会福祉学 / 障害 / 共創 / 芸術諸学 / アール・ブリュット / 対話 / マイノリティ / 境界 / 純粋 / テキストマイニング / 内容分析 / 社会福祉関係
研究成果の概要

本研究は障害者の表現活動のなかでも、作品として価値化されるものとは異なる、活動に関与するさまざまな立場の人たちとの関係性を踏まえて生まれている作品やその状況を「共創的表現」と名指し、障害者の表現活動に埋め込まれているもうひとつの価値について、理論と実践の往還を通じて理論構築していくことを目指したものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

障害のある人の表現活動について近年国内で法整備が進み振興されている一方、研究的議論は遅れている。本研究では、障害のある人の表現活動について、テキストマイニングの手法を用いた現状調査とマッピング、現場ヒアリングなどを通じた理論構築を行うことを目指した。そのことで、表現活動を通じて生まれている人と人との関係性に着目し、単に芸術的な価値があるものとしてだけでなく、社会的価値や共同体的価値等についてを含めた多元的な価値を内包するものだということをまとめている。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (16件)

すべて 2019 2018 2017 2016 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 1件) 図書 (3件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 境界線を問い、向き合うこと :表現の現場の景色と往還しながら考えたこと2019

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 雑誌名

      支援

      巻: 9

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 演劇ワークショップの社会包摂的側面への期待とその実際 : 特別支援学級における演劇ワークショップを事例に2018

    • 著者名/発表者名
      長津 結一郎、中山 博晶、松井 志穂
    • 雑誌名

      芸術工学研究

      巻: 29 ページ: 21-31

    • NAID

      120006529607

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] アートとソーシャルインクルージョン2018

    • 著者名/発表者名
      長津 結一郎
    • 雑誌名

      三色旗

      巻: 818 ページ: 33-40

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [雑誌論文] 障害のある人の表現活動における「関係性」をめぐる議論2018

    • 著者名/発表者名
      長津 結一郎
    • 雑誌名

      地域ケアリング

      巻: 20 ページ: 89-91

    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] アール・ブリュットの先へ――「社会包摂」を手がかりに2016

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 雑誌名

      芸術批評誌リア

      巻: 38 ページ: 30-34

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 障害のある人が関わる身体表現におけるファシリテーションの実際:福岡県立ももち文化センターにおける身体表現ワークショップを事例に2019

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎, 中山 博晶, 藤原 健司
    • 学会等名
      日本アートマネジメント学会九州部会・文化経済学会<日本>九州部会 連携による研究発表会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [学会発表] 音楽と社会の関わりの現在的諸相2018

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 学会等名
      日本音響学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 障害とアートに関する言説の変容とその社会的背景:新聞内容分析を通じた考察2017

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 学会等名
      日本文化政策学会
    • 発表場所
      静岡文化芸術大学
    • 年月日
      2017-03-05
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [学会発表] 芸術と社会包摂をめぐる受容に関する一考察:映画『記憶との対話:マイノリマジョリテ・トラベル、10年目の検証』上映会をめぐって2017

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 学会等名
      日本文化政策学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 循環する共創の場:マイノリティ/マジョリティをめぐる映画上映の場についての考察2017

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 学会等名
      共創学会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 芸術分野における「社会(的)包摂」に関する状況整理とその再検討2016

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 学会等名
      文化経済学会〈日本〉
    • 発表場所
      大阪樟蔭女子大学
    • 年月日
      2016-07-02
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [図書] はじめての“社会包摂×文化芸術”ハンドブック2019

    • 著者名/発表者名
      中村 美亜, 長津 結一郎, 村谷 つかさ, NPO法人ドネルモ
    • 総ページ数
      68
    • 出版者
      九州大学大学院芸術工学研究院附属ソーシャルアートラボ
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
  • [図書] 舞台の上の障害者:境界から生まれる表現2018

    • 著者名/発表者名
      長津結一郎
    • 総ページ数
      232
    • 出版者
      九州大学出版会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [図書] 障がいのある人の創作活動 実践の現場から2016

    • 著者名/発表者名
      服部 正, 山下完和, 福森 伸, 岡部太郎, 沼田里衣, 長津 結一郎, 早川弘志, 神谷 梢, 三栖香織, 柊 伸江, 森下静香, 中村政人, 田端一恵, 金武啓子, 前山裕司, 川井田祥子, 白岩髙子, 明子アルガマ, 安部由里子
    • 総ページ数
      175
    • 出版者
      あいり出版
    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書
  • [備考] 研究室ウェブサイト

    • URL

      https://ynagatsu.com/

    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [備考] 九州大学 研究者情報

    • URL

      http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K006290/index.html

    • 関連する報告書
      2016 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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