研究課題/領域番号 |
16K21041
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
消化器外科学
|
研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田島 陽介 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (30757505)
|
研究協力者 |
若井 俊文
松本 壮吉
立石 善隆
倉元 三八子
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | ヨーグルト / MRSA / 乳酸菌 / 乳酸 / 過酸化水素 / プロバイオティクス / 抗菌性機能食品 / 回腸嚢炎 / 腸内細菌叢 / 16S rRNA遺伝子解析 / バクテリオシン / 機能性食品 |
研究成果の概要 |
ヤスダヨーグルトのMRSAに対する抗菌活性成分は、ヤスダヨーグルトに含まれる乳酸菌Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricusが産生する 乳酸および過酸化水素であることが、本研究により示唆された。 今回の研究期間中にヨーグルトの潰瘍性大腸炎術後「回腸嚢炎」に対する感染免疫学的効果を検証するには至らなかったが、今後ヤスダヨーグルトによる回腸嚢炎に対する治療効果を検証する予定である。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多剤耐性菌であるMRSAは、従来の抗生物質での感染制御が困難である。本研究により、ヤスダヨーグルトのMRSAに対する抗菌活性成分が乳酸菌Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricusが産生する乳酸および過酸化水素であることが示唆された。安価で安全性の高い食品であるヨーグルトがMRSAに対する抗菌効果を有することは、抗生物質が中心である現在の感染症治療に大きな変化をもたらす可能性がある。
|