研究課題/領域番号 |
16K21052
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境負荷低減
グリーン・環境化学
|
研究機関 | 明治大学 (2018) 富山大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
岡崎 琢也 明治大学, 理工学部, 助教 (60772556)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 光ファイバーセンサー / 全反射減衰法 / 長周期ファイバーグレーティング / クロマトグラフィー / 屈折率検出 / HPLC / エバネッセント波 / 液体クロマトグラフィー / 現場分析 / ATR検出 / LPFGセンサー |
研究成果の概要 |
本研究では,液体クロマトグラフィーによって分離された分析物を検出できる光ファイバーセンサーの開発を目的とした。実験では,全反射減衰(ATR)センサーおよび長周期ファイバーグレーティングという二種類の光ファイバーセンサーを用い,流路内に直接組み込むことによってフローセルが作製できた。それぞれのセンサーについて,ポンプ流速とフローセル内径,試料量の関係を明らかにした。ATRセンサーを用い,ODSカラムで分離したメチレンブルーおよびニューメチレンブルーが検出できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
環境水質分析における採水後の迅速な測定は,分析物のその場の化学形態により近い状態を反映するため重要な役割を担っている。現在,様々な分析機器の可搬化が進められているが高速液体クロマトグラフィーなどの分離分析に関する検討は報告が少ない。本研究では,光ファイバーATRセンサー可搬性や選択性,必要試料量の少なさを利用し,液体クロマトグラフィーと融合した分析システムの開発を目指した。成果として,センサーの検出感度に課題が残ったものの,分析物の連続検出に成功し,疎水性の異なるメチレンブルーとニューメチレンブルーの分離分析を達成した。
|