研究課題
若手研究(B)
加賀藩は、1670年、風水害による飢饉の被災者を扶助するため「非人小屋」と呼ばれる収容施設を設置した。その小屋は、名称の変更や移転を経つつ、幕末の廃藩置県まで維持される。しかし、約200年もの長命を保った組織でありながら、その運営や、そこで生活した人びとの実態への検討は手薄であった。当研究では、小屋の運営に直接携わった藩吏の記録を元に、非人小屋の具体像を再構築した。
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