研究課題/領域番号 |
16K21060
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ケミカルバイオロジー
生体医工学・生体材料学
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 (2018) 北陸先端科学技術大学院大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
福永 圭佑 沖縄科学技術大学院大学, 核酸化学・工学ユニット, 研究員 (80639279)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 生物発光共鳴エネルギー移動 / 抗体 / 蛍光 / 発光プローブ / 直交性反応 / 非天然アミノ酸 / 無細胞タンパク質合成系 / 人工タンパク質 / ルシフェラーゼ / クリック反応 / 発光 / 蛍光消光 / バイオ直交性反応 / 生物発光プローブ / バイオテクノロジー / 生体分子計測 / 免疫測定 |
研究成果の概要 |
ルシフェラーゼ及びSNAP-tagを融合した一本鎖抗体scFvタンパク質をSNAP-ligandで部位特異的に蛍光標識することにより、抗原に応答して発光スペクトルの変化する新規生物発光プローブを開発することができた。また、市販のモノクローナルIgG抗体のN末端アミノ基及び糖鎖をそれぞれ位置選択的に標識する多重標識技術を確立した。さらに、予定外の成果として、ルシフェラーゼタンパク質に蛍光アミノ酸を部位特異的導入することで、発光極大を長波長側にシフトさせた人工発光タンパク質が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
位置選択的修飾技術を用いて抗体を蛍光標識することにより、抗体を蛍光・発光プローブへと変換する道筋が見えてきた。抗体を位置選択的に(多重)標識する技術は蛍光標識する以外にも用いることができるため、異なる機能を複数併せ持つ人工抗体の作製なども可能である。
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