研究課題/領域番号 |
16K21064
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
子ども学(子ども環境学)
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
成瀬 廣亮 福井大学, 学術研究院医学系部門(附属病院部), 理学療法士 (70569160)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | ADHD / 運動障害 / 3次元動作解析装置 / MRI解析 / 注意欠如多動症 / 運動機能 / 自閉スペクトラム症 / functional NIRS / 脳機能 / 光イメージング脳機能測定装置 / 歩行 / 運動・あそび / 発達障害・情緒障害 / リハビリテーション |
研究成果の概要 |
ADHD患者の運動障害の特性と原因の解明を目的に、3次元動作解析装置による動作解析およびMRI画像解析を行った。動作解析ではADHD児の歩行中の姿勢パターンの違いを明らかにした。また日常生活で認める運動障害はADHD特有のものでなく自閉スペクトラム症の影響を受けている可能性があることを示した。さらにMRI解析では運動障害に関連する脳部位の断定はできなかったが、下頭頂小葉や上小脳脚との相関傾向は認めたため脳部位の発達遅延や神経線維の脆弱性が関与している可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ADHDを有する児童の多くは、学校や家での日常生活において運動面での苦手さから、親から怒られたり、周りと比べ自信をなくしたりするきっかけになっている。我々の結果より、ADHD児は運動機能そのものが低いことに加え、体の使い方や社会性の障害の影響を受けている可能性を示すことができた。また運動機能の低さは脳の発達遅延の影響も少なからず受けていることが推察され、ADHDを有する児童への運動や日常生活指導のあり方の一助となる根拠を示せたと考えている。
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