研究課題/領域番号 |
16K21117
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体医工学・生体材料学
ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大野 博久 京都大学, iPS細胞研究所, 特定研究員 (90612391)
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研究協力者 |
齊藤 博英
遠藤 政幸
望月 めぐみ
宮里 智博
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | RNA / RNA-タンパク質相互作用 / 分子足場 / 細胞運命制御 / ナノ構造体 / 分子設計 / 細胞内局在 / RNA-タンパク質複合体 / ナノバイオ / バイオテクノロジー / 核酸 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
細胞内においては、分子の空間的な制御がその機能発現に重要な役割を果たしている。そのような分子の分布や他分子との位置関係を規定するために生物がしばしば利用しているのが、分子足場である。本研究では、ヒト細胞内において任意の分子の空間配置を制御できる分子足場の構築を試みた。RNAとタンパク質からなる分子足場を使うことで、特定の機能性タンパク質の局在を制御することに成功し、それによって細胞運命を制御することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
あ分子足場を使うことで、細胞内分子の局在や集合、他分子との分子間相互作用を制御できることが示された。このような分子の空間配置制御を遺伝子発現の制御と組み合わせることで、より精密かつ多様な細胞内分子システムの制御が可能になると考えられる。細胞制御技術は、生命科学における有用な研究ツールとしての利用や医療分野への応用など、幅広い利用が期待できる。
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