研究課題/領域番号 |
16K21136
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
文学一般
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研究機関 | 東京外国語大学 (2018-2019) 京都大学 (2016-2017) |
研究代表者 |
須永 恵美子 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 特別研究員(RPD) (00722365)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | パキスタン / 南アジア / イスラーム / ムスリム / 思想 / ウルドゥー語 / マウドゥーディー / 地域研究 / 20世紀 |
研究成果の概要 |
マウドゥーディーを含む19世紀後半から20世紀前半に活躍した南アジアのムスリム知識人が、現在のパキスタンにおいてどのように語られていたのかを、 現地で収集した資料から明らかにした。その結果、ジャマーアテ・イスラーミーやデーオバンド学院といったイスラーム系の政治組織・教育組織はほとんど触れられることがなく、そのかわりにムスリム連盟やジンナーといった政治家らについての評価が高かったことを指摘した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年は、イスラームに対する国際社会の注目度が増しているにもかかわらず、南アジアを対象としたイスラーム研究は不足している。特に、ムスリム国家における言語社会を捉える研究や、パキスタンのイスラームを正面から扱う研究は、我が国は言うまでもなく、国際的にも蓄積が少ない。本研究はこの研究史上の空白を積極的に埋めるとともに、本研究はこの研究史上の空白を積極的に埋めるとともに、より広くイスラームの地域間比較に視座を提供するものである。
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